One to One CARE とは
「One to One CARE」とは、開発者・根津良幸が脳梗塞で倒れ要介護になった経験から編み出された「引く」「押す」「まわす」「ふれる」「支点を変える」の5つの簡単な動作だけでできる「全く腰に負担のかからない介護テクニック」。埼玉医科大学の医学生の必修授業や医療現場の標準化技術として採用され、看護師らから看護・介護従事者の離職理由の第1位である「腰痛」が軽減されたと大きな評価を得ています。また、今まで多数の行政機関からの依頼により年間5000人以上が技術指導を受けております。最近では「少林寺拳法で介護ができる」を総監修し、各武道団体から大きな評価を得ました。また各メディアから多数の出演依頼と出版社からの執筆依頼が殺到し注目されています。
誕生秘話

根津 良幸
全く腰に負担のかからない介護テクニック
誕生のきっかけは、突然訪れた悲劇・・・
今から十数年前の30代後半に私は脳梗塞で倒れました。朝起きるとその日、異常なめまいと耳鳴り、今まで経験したことのない頭痛に襲われ二階のリビングに上がると目の前が真っ赤になり、その瞬間意識を失いその場で倒れてしまいました。すぐに妻が119番に通報し、緊急搬送を依頼し、病院のICUに担ぎ込まれました。 私は三日間、意識不明の重体になりました。
推薦者の声
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埼玉医科大学 副医学部長
埼玉医科大学国際医療センター泌尿器腫瘍科教授 小山政史
医学の常識を覆した「全く腰に負担のかからない介護テクニック」
「引く」「押す」「まわす」「ふれる」「支点を変える」という5つのポイントだけで全く腰に負担がかからない‘医療介護の常識を覆す介護技術!’
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少林寺拳法第三世師家
少林寺拳法グループ代表
一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITY代表理事
少林寺拳法世界連合会長第三世師家 宗昂馬
「少林寺拳法で介護ができる」人を倒すことができれば人を起こすことができる
根津さんが開発された介護技術は人の体にとって無理のない、自然な身体操作であるため介護する側もされる側もストレスなく動くことができます。
受講者の声
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看護師 KAさん 50歳
決まった体勢で介助を行うことで、ほとんどの看護師は腰痛を抱えていると思われる。先生が言った「力任せの介護」そのものだ。負担のかからない介護の5つのポイントは「引く」「押す」「まわす」「ふれる」「支点を変える」ことだと学んだ。まず先生が説明をしながら実際に患者役のスタッフを本当に片腕一本、指一本で体位変換を行った。私も先生のアドバイスを受けながら、体位変換を行ってみて「本当にできるんだ!」と感動した。他のスタッフにも教えたい、と強く思った。
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看護師 SIさん 62歳
今回の講義を「まるで目から鱗が落ちる」という想いで聴講した。力のない私は、患者の体にしがみつきズボンの後ろのゴムの部分をつかみ力任せに引き上げ、患者を車いすへ移乗していた。腰痛を感じながらも、患者を車いすへ移乗させたという自己満足を感じていたが、患者の気持ちはどうだったのだろうか。今回の講師の介助方法は、まさに患者へも負担のかからない介助方法であることをあらためて感じた。そして、患者の残存能力を伸ばし、医療従事者にとっても必要な技術であると感じた。
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医学部1年 SAさん
亡くなった祖父が、生前、介護をしてくれる方の力がすごく強くて痛いと話していたことを思い出しました。今日の講義を聴いていて、介助は力を入れる必要はないと分かりました。祖父が生きていたときに、そのことを知っていれば良かったと少し残念でした。自分が将来医師になったときに、祖父のように介護で苦痛を感じる人が少しでも減るように、私も今日教わったことを実践して、習得して、未来の患者さんのために学びたいと思いました。
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医学部1年 TAさん
今日の講義では、腰に負担がかからない、片腕一本でできる介護テクニックを学んだ。この介護テクニックのポイントは、引く、押す、まわす、ふれる、支点を変える、の5つだ。看護師の方々が実践している様子を見ていると、根津先生の介護テクニックを試した後に力が本当に要らないと驚いているのが印象的だった。私も授業後に家族に試したところ、指を数本しか添えていないにも関わらず、ほとんど力を加えずに相手をベッドから起き上がらせることが出来て驚いた。